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2012年6月22日 (金)

惜別、RX-8生産終了

ロータリーエンジン、それは魂の駆動体…。

 突然のロータリーエンジン搭載車の生産終了の発表から8ヶ月余り、遂にRX-8の生産が終了しました。2002年8月のRX-7生産終了から空白の8ヶ月を挟み、事実上の後継車種としてRX-8は2003年4月に登場しました。厳しい状況に晒されながらも、“この地上にたった一つ残されたロータリースポーツ”として、9年2ヶ月という長きに渡って生産されました。これは、FD3Sこと三代目RX-7の11年10ヶ月(1991年10月から2002年8月)に次ぐ記録です。

 ロータリーエンジンは、1957年にドイツのフェリクス・ヴァンケル博士よって開発されました。その後、自動車メーカー各社がロータリーエンジンの開発で鎬を削る中、実質的にマツダのみが実用化に成功します。1967年5月、世界初の実用・量産ロータリーエンジン搭載車としてコスモスポーツが登場します。以来、幾度かの空白期間を挟みながら、45年の歳月に渡って生産が続けられてきました。驚くべき事に、ルーチェロータリークーペに搭載された13Aを除いて、コスモスポーツに搭載された10AからRX-8に搭載された13B-MSP RENESISまで、ローターハウジングの形状(つまり、トロコイド形状)が変わっていません。1991年に、日本車として唯一、ル・マン24時間耐久レースを征した787Bに搭載されたR26Bでさえ、ロータリーエンジン黎明期に開発されたハウジング形状を採用しています。ある意味、最もレーシングカーに近いエンジンを搭載した市販車と言えるでしょう(逆の言い方をすれば、最も市販車に近いエンジンを搭載したレーシングカー)。

 45年間、ローターハウジングの形状が変わっていないと言えども、出力向上のためにシーケンシャルツインターボの搭載、環境性能向上のための吸排気サイドポート化など、様々な改良が施されてきました。しかしながら、構造が単純であるが故に、改良を施せる箇所も少ないため、新たな環境規制に適合させることが難しく、遭えなくロータリエンジン搭載車の生産終了という憂き目を迎えてしまうことになりました。

 ロータリエンジン搭載車は、燃費性能一辺倒な昨今の自動車市場において、大衆には受け入れ難い存在になってしまいました。恐らく、ハイブリッド化や水素燃料化などで、大幅な環境性能の向上を果たしたとしても、かつての“猫も杓子もロータリーエンジン”のような時代が来ることはないでしょう。しかし、レシプロエンジンには真似のできない心地良い吹け上がりが織り成すエンジンフィール、度重なる困難を乗り越えてきた開発の歴史、日本車として唯一の偉業達成までに至る経緯など、ロータリエンジンに大いなる魅力を感じている人は少なくはありません。そして、ロータリーファンの多くが、ロータリーエンジンに懸けるマツダスピリットに優るとも劣らない、熱いスピリットを秘めていることは、紛れもない事実です。

この世に、ロータリースポーツを愛する人がいる限り、ロータリーエンジンは永遠に生き続ける。

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