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2013年7月28日 (日)

鳴滝ダム、たまごかけごはん、苫田ダム、恩原ダム、湯原ダム

2013_07_28_001  ぐずついた空模様の中、明け方から岡山県内のダム巡りに行ってきました。向かったのは、旭川水系加茂川の“鳴滝ダム”、吉井川水系吉井川の“苫田ダム”、吉井川水系恩原川の“恩原ダム”、旭川水系旭川の“湯原ダム”です。分量が多いため、一部は続きをクリックして読んで戴ければと思います。

 鳴滝ダムは、1975年着工、1981竣工の重力式コンクリートダムで、非常用洪水吐にクレストゲート7門、常用洪水吐にオリフィスゲート1門の他に、選択式取水設備を備えます。洪水吐は、県営ダム良くある自由越流式なのですが、半円形ではありますが、グローリーホールを備えているということです。ダム湖の水面に、あたかも穴が開いたかのように見える通称“ダム穴”の見られるダムです。

2013_07_28_002  日本では、採用実績の少ないグローリーホールがあるだけに、木々が生い茂っていてロケーションに恵まれないのが冴えないです。せっかく、個性的なダムなので、それを生かしても良いのではないかと思ってみたりします。ちなみに、岡山県には鳴滝ダムの他、大佐ダムにも半円形のグローリーホールがあります。

 鳴滝ダムを後にして、“食堂かめっち”にて遅めの朝食に、“たまごかけごはん”を戴きます。1食300円で、ごはんとお味噌汁だけですが、ごはんとたまごは、おかわり自由です。いや、たまごかけごはんが食べられて、それを美味しいと感じられるあたり、日本人として日本に生まれて良かったと思います。今回のダム巡りは、これを食べることを前提としたルート選定だったりします。それもこれも、こんな動画を見てしまったが所以です。

2013_07_28_003 苫田ダムは、1972年着工、2004年竣工の重力式コンクリートダムで、非常用洪水吐にクレストゲート13門、常用洪水吐にオリフィスゲート2門とコンジットゲート2門の他、選択式取水設備と、大規模な多目的ダムに恥じない堂々とした構成です。クレストゲートは、水路単位幅あたりの放流量を大きく取れるラビリンス型自由越流式を国内で初めて採用しています。オリフィスゲートは、珍しい引張りラジアルゲートを採用し、こちらは国内で2例目です。このラジアルゲートは、エレベーターで堤体内に入り、直上の見学室から間近に見ることができます。放流時であれば、1門あたり毎秒40立方メールの迫力ある光景が見られそうです。

2013_07_28_004  最新の設備を備えた苫田ダムですが、デザインにもかなり注力していて、ダムの堤体はもちろんですが、管理棟のデザインが目を引きます(むしろ、度肝を抜かれました…)。もはや、ダムの管理棟とは思えないほどのモダンなデザインです。もちろん、免震構造を採用するなど、技術的にも抜かりはありません。

 ダムの下流も簡単ではありましたが、綺麗に整備されていました。興味深かったのは、ダム建設時に川を迂回させるための仮排水路が残っていたことです。ところで、仮排水路跡を残しておく意味って、何があるのでしょうね。

2013_07_28_005  恩原ダムは、1927年竣工のバットレスダムで、国内に現存する6基の中では最古のものです(ちなみに、国内で建設されたのは、僅か8基のみ)。堤体とは別に、非常用洪水吐のクレストゲートが1門が設けられています(自由越流式ですが、かつはローラーゲートが設けられていたようです)。その他、取水設備があるですが、出口の雰囲気から察するに、堤体本体で取水した後、ほぼ垂直落下しているようです。土木遺産、国の登録有形文化財に登録された歴史的に貴重なダムなのですが、人を寄せ付けないのが残念なところです。堤体の正目へ行くためには、季節的には避けたい獣道を降りていくくらいしかありません。恐らく、貴重なバットレスダムでなければ、ここまで駆り立てられることはなかったと思います。

2013_07_28_006_2  バットレスダムは、資材量を抑えられるため、コンクリートが高価だった大正から昭和初期に持て囃されました。その後、コンクリートが安価になった反面、複雑な形状を作るための型枠や人員などの建設費、表面積が大きいことに由来するコンクリートの劣化に対する維持費、地震に弱く大規模化に不向きなどの問題から、1936年竣工の三滝ダムを最後に作られていません。日本初のバットレスダムが、1923年竣工の笹流ダムなので、僅か14年間の華でした。今後、国内で新たに建設されることは、未来永劫ありえないでしょう(まだ、アーチ式ダムの方が遙かに希望をいだける程)。

2013_07_28_007  湯原ダムは、1954年竣工の重力式コンクリートダムで、洪水吐にクレストゲート6門の他、堤体下部に排砂管らしきものがあります。ダムの下流には、温泉街ということもあってか、無料の混浴露天風呂がありますが、どう考えてもクレストゲートから放流したら、濁流に呑み込まれるとしか思えません。看板に、水位が増える時はサイレンで知らせる旨の表記がありましたが、ダムまでの距離は僅かに0.4kmしかないですけどね…。堤高73.5mと規模の大きなダムですが、重力式なのに堤体のせり出しが少ないように思えました(下流側の堤体面の角度がきつい)。

 湯原ダムを後にしてからは、激しい雨が降りしきる中、例の如く岡山道・山陽道経由ではなく、中国道経由で帰路に着きました。久々に、1日に500km以上の距離を走りました(恐らく、去年11月の門司・下関以来)。天候的には兎も角、時間的には余裕があったので、もう一箇所くらい巡る予定を立てておけてば良かったなと思いました。

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