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2015年5月 1日 (金)

天ヶ瀬ダム、瀬田川洗堰、南郷洗堰

2015_05_01_001 ゴールデンウィーク、実家に帰省しているのを利用して、ダム巡りに行ってきました。向かった先は、日本で最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖から唯一の河川である淀川水系宇治川の“天ヶ瀬ダム”と淀川水系瀬田川の“瀬田川洗堰”“南郷洗堰”行ってきました。

 天ヶ瀬ダムは、1955年着手、1964年竣工のドーム型アーチ式コンクリートダムです。常用洪水吐にコンジットゲート3門、非常用洪水吐にクレストゲート4門を備えます。現在、放流設備増強のため、左岸側にトンネル式放流設備の新設工事が行われています(アーチ式は、重力式のような既設改造ができません)。完成すれば、水路トンネルとしては、日本最大級になるとのことです。下流側から工事現場を少しだけ伺うことができますが、もう普通のトンネルの大きさでした。

2015_05_01_002 アーチ式としては、最も一般的なドーム型ですが、天端のオーバーハングは控えめな印象です。ほぼ垂直な上流側の堤体だけだと、重力式に見えなくもありません。もちろん、斜めに昇降するコースターゲートだとか、一目でアーチ式だと分かる特徴は見られます。常時満水位に近く、堤体の殆どが水面に隠れてしまったいたので、夏季制限水位であれば、また違った印象だったのかもしれません。大量の毛虫に阻まれて、高いところから俯瞰できなかった、美しいアーチの曲線を拝むことができませんでした。個人的に、アーチ式ダムは、上から見下ろしたときと、下から見上げたときが、最も美しい見え方をすると思っています。

2015_05_01_003 天ヶ瀬ダムの下流には、1924年(大正13)竣工し、天ヶ瀬ダムの竣工とともにその役目を終えた志津川発電所の建屋が残されています。大正浪漫の雰囲気が残る赤い煉瓦造りの建物は、土木学会の“日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選”に選定されているそうです。当時としては画期的であったダム式発電所であり、その取水ダムの志津川ダム(別名、大峰ダム)は、天ヶ瀬ダムの人造湖“鳳凰湖”の湖底に眠っています。どうやら、水位が低いときであれば、取水口などは、湖面にその姿を現すようです。発電機能そのものは、天ヶ瀬ダムに引き継がれて、対岸に天ヶ瀬発電所が、その任を担っています。

2015_05_01_004 瀬田川洗堰は、本堰が本体着工1957年、1957年竣工、バイパス水路が本体着工1985年、1992年竣工の可動堰です。堤高は、本堰が6.114m、バイパス水路が8.824mしかないため、ダムではなく堰に分類されます(ダム堰カードには、無駄に細かく記載されています)。本堰は2段式ローラーゲート10門、バイパス水路は3段式ローラーゲート2門、ジェットフローゲート1門、上ヒンジ式フラップゲート3門と、非常に豪華な構成です(バイパス水路については、外部から全く見えないのですけれどね…)。これらの設備を巧みに組み合わせて、琵琶湖の水を制するのでしょう。

2015_05_01_005 南郷洗堰(旧洗堰)は、1902年(明治35年)着工、1905年(明治38年)竣工の堰です。1957年に、瀬田川洗堰(新洗堰)に引き継ぐ形で役割を終え、両岸の一部が貴重な史跡として残されており、煉瓦と石で作られた堤体は、土木遺産にも認定されています。

 当時は、8寸角、長さ14尺の木材を人力で角落としから引き上げたり、落とし込んだりするスライドゲート(?)が32門並んでいました。全開に丸一日、全閉に丸二日を要するという大変な作業だったそうです。治水・利水のため、人間が自然に立ち向かう、それも琵琶湖から流れ出る淀川本流を締め切るというのは、当時としては非常に画期的なことであったと思われます。

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