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2017年5月 2日 (火)

京都鉄道博物館

2017_05_02_001 ゴールデンウィーク、実家に帰省しているのを利用して、2014年に閉館した“交通科学博物館”と2015年に閉館した“梅小路蒸気機関車館”に収蔵されていた展示車両を統合、2016年にグランドオープンした“京都鉄道博物館”に行ってきました。場所そのものは、東海道本線の京都駅と西大路駅、山陰本線の丹波口駅を繋ぐデルタ線(2016年に、西大路駅~丹波口駅間が廃止され、デルタ線ではなくなってしまいました)の中、旧梅小路蒸気機関車館の敷地を拡張する形で設けられています。JR西日本が所有しており、JR東日本の“鉄道博物館”やJR東海の“リニア・鉄道館”を上回る規模を誇ります。ちなみに、駐車場はありません。

2017_05_02_002 収蔵車両は、“本館”“プロムナード”“トワイライトプラザ”“扇状機関庫”“引込線”の5個所に分かれて、合計53両を数えます。1880年製造の7100形蒸気機関車7105号機から、未だ第一線で活躍している1996年製造の新幹線500系521形制御電動車まで、海外の技術に頼り切っていた日本の鉄道の黎明期から世界に誇る最新鋭まで、多岐に渡ります。古い車両を大切に末永く使いましょうが社是のJR西日本であるが故に、103系クハ103形制御車といった現役の車両まで収蔵されているのは、ご愛敬です。

 体験コーナーも豊富に設けられていますが、平日とはいえゴールデンウイーク期間中なので、どこも長蛇の列でした。写真も撮るのにも苦労したため、なんでもない平日に再訪したいところです。

2017_05_02_003 展示車両は豊富なのですが、プラットホームを模した見学デッキが両側に設けられている車両も多く、足回りや床下の見学ができないのは、少し残念です。車両の中には、基本的に立ち入ることができないのは、維持・管理のためには、ある程度は致し方ないのかなと思いますね。そのあたりは、特別公開に期待したいところです(今回は、80系クハ86形制御車とモハ80形電動車が、開業1周年記念の対象になっていました)。

 2階のレストランや3階のスカイテラスからは、東海道本線と東海道新幹線を眺めながら、食事や休憩をすることができます。入場券や食券の自動販売機が、JR西日本のICカード乗車券“ICOCA”に対応しているのは、流石だと思いました。

2017_05_02_004 扇状機関庫は、1914年に建設された鉄筋コンクリート造で、国の重要文化財指定ならびに土木学会選奨土木遺産に選奨されており、未だ現役の機関庫として使用されています。それもそのはずで、梅小路運転区として本線運転も行っているC57形蒸気機関車1号機をはじめとする動態保存機の検修や修繕が行われています。

 隣には、新設の研修庫があり、C61形蒸気機関車2号機が入庫していた他、D51形蒸気機関車200号機が試運転を行っていました。「SLスチーム号」の牽引には、過剰にも程がある気合の入った運転をしており、本線運転復活の計画があることも納得できます。個人的には、本線運転となるとC形の大型旅客用機を望みたいところではありますが…。

2017_05_02_005 最終の「SLスチーム号」運転後は、客車から切り離し、灰落とし・給炭・給水を行い、機関庫に入ります。この際、配線の関係から二度に渡って転車台に乗ることになります。1日のうち、不定期かつ回数の少ないイベントということもあり、多く回して魅せてくれます(2回目に至っては、1回転半もしてくれます)。

 梅小路蒸気機関車館時代から展示室として使用されている旧二条駅(山陰本線の高架化の際、当地に移設)は、ミュージアムショップにもなっています。お手頃な可愛いお土産として、ブレーキハンドル型ボトルキャップオープナーとW7系北陸新幹線ぶるぶるマスコットを買いました(0系とW7系の大きめのぬいぐるみもあって、思わず買いそうになりました)

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