フォト

twitter

初音ミク - Project DIVA -

ドルフィードリーム

  • 初音ミク × Dollfie Dream(R) 雪ミク × Dollfie Dream(R)

大図書館の羊飼い

  • 『大図書館の羊飼い-Dreaming Sheep-』2014年3月28日発売予定、11月29日より全国のPCショップで予約受付開始です。

« 関西国際空港撮影記・その2 | トップページ | 君ヶ野ダム、青山高原ウインドファーム »

2017年8月14日 (月)

猿谷ダム、旭ダム、風屋ダム、二津野ダム、七色ダム、池原ダム

 お盆休み、実家に帰省しているのを利用して、ダム巡りに行ってきました。新宮川水系熊野川の“猿谷ダム”、新宮川水系旭川の“旭ダム”、新宮川水系十津川の“風屋ダム”“二津野ダム”、新宮川水系十津川の“七色ダム”、新宮川水系北山川“池原ダム”です。

2017_08_14_001 猿谷ダムは、1950年着手、1957年竣工の重力式コンクリートダムです。余水吐に、クレストゲート4門の他、河川維持放流に使われている放流管が1門を備えます。

 国土交通省直轄のダムとしては、全国で2例しかない利水専用ダムという極めて珍しい存在です。そして、発電専用ダムが居並ぶ新宮川水系において、唯一の多目的ダムです。まぁ、多目的といっても、発電と不特定利水だけで、洪水調整機能はないのですけれどね…。この不特定利水、吉野川分水の取水で減少した紀ノ川水系紀ノ川吉野川水系吉野川の水量を補填するために使われています。小学生のころ、不足分を他所から簒奪してくるのは習いましたが、ここだったとは…。

2017_08_14_002 旭ダムは、1971年着手、1978年竣工のドーム型アーチ式コンクリートダムです。余水吐にクレストゲート3門、低位放流管2門の他、排砂バイパストンネルを堤体とは別に備えます。上部の瀬戸ダムと揚水発電を行っています。着手年、竣工念が同じですので、当初より揚水発電を視野に入れていたものと思います。

 管理所などでダムカードはもらえますが、天端への立ち入りはできません。また、急峻な山間に作られたダムなので、堤体を正面から見ることもできません。ウィングのない三次曲面の綺麗な堤体は、個人的にポイント高しです。

2017_08_14_003 風屋ダムは、1954年着手、1960年竣工の重力式コンクリートダムです。余水吐にクレストゲート4門の他、河川維持放流に使われている放流管が1門を備えます。

 クレストゲートのゲートピアは、ゲートの構造に係わらず鉄筋コンクリート製とするのが一般的ですが、ここは珍しい鉄骨構造です(有名どころとして、高知県は吉野川水系吉野川の早明浦ダムがあります)。天馬から高く組み上げられたトラスフレームは、なかなかに魅力的です。

2017_08_14_004 二津野ダムは、1959年着手、1962年竣工の同心円型アーチ式コンクリートダムです。余水吐にクレストゲート6門を備えます。右岸側の1門は、河川維持放流用に、子ゲート内蔵型ローラーゲートとなっています。電源開発が手掛けた初めての越流型アーチ式ダムですが、関西電力が手掛けた同じアーチ式の旭ダムに比べて、堤体のオーバーハングは控えめです。

 1年5ヵ月前、Twitterのフォロワーさんの全天球カメラが、志半ばで減勢工に散ってしまう悲劇がありました。今回は、追悼のための聖地巡礼です。

2017_08_14_005 七色ダムは、1965年竣工の重力式アーチダムです。余水吐に、土地名に肖ったのかは知りませんが、7門のクレストゲートを備えます。池原ダムと揚水発電を行っており、池原ダムが上池、七色ダムが下池にあたります。200.8mと少し短めの堤長に対して、ほぼいっぱいにゲートが設けられているため、正面から見ると、非常に迫力があります。

 全国に12基しかない重力式アーチダムですが、訪れるのは、これで4基目です。左右対称の停滞が多いので、個人的には好みなのですが、残りは遠方なので難しそうです。

2017_08_14_006 池原ダムは、1962年着手、1964年竣工のドーム型アーチ式コンクリートダムです。余水吐に、クレストゲート4門の他、表面と中層の選択取水設備を備えます。ただ、池原ダムそのものは、非越流堤体のため、ダム本体に放流設備や取水設備の類は、全くありません。

 堤長460mは、アーチ式としては黒部ダムに次ぐ国内第2位を誇ります。湛水面積843ha、総貯水容量3億3840万m3は、アーチ式として国内第1位を誇ります。堤高も国内第12位の110mの立派なものです。全く飾りっ気のない堤体は、下から見上げると、まさに壁です。

2017_08_14_007 さて、肝心の放流・取水設備がどこにあるかといいますと、池原ダムの反対側に設けられています(天端からお互いに見えます)。正面から見ると、ダムのようにしか見えませんが、昔の航空写真を見る限り、元々は峰だったところに、導流部のみが設けられているように思われます。

 堤体下は、下北山スポーツ公園として整備されており、スポーツの他、キャンプやバーベキューを楽しむことができます。ダムができる前の北山川は、この公園の敷地内を流れていました。

 1日に巡った基数としては、過去最多タイの6基ですが、何れもダムカードを配布しているということで、少し時間に追われながらのダム巡りとなってしまいました。このあたりの国道は、狭隘区間があったり、土砂災害に巻き込まれてきれいに新しく整備されていてカーナビと違っていたりと、ダム間の移動も少し大変でした。

« 関西国際空港撮影記・その2 | トップページ | 君ヶ野ダム、青山高原ウインドファーム »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

橋梁・ダム・トンネル」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/581031/65664717

この記事へのトラックバック一覧です: 猿谷ダム、旭ダム、風屋ダム、二津野ダム、七色ダム、池原ダム:

« 関西国際空港撮影記・その2 | トップページ | 君ヶ野ダム、青山高原ウインドファーム »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

ウェブページ

他のアカウント

無料ブログはココログ